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◆蔵元訪問記 「南光・神谷酒造」◆


2006年2月18日に沖縄県にある泡盛の蔵元「南光」こと神谷酒造さんに行ってきました。
その様子をアップしました。


 泡盛の蔵元「南光(なんこう)」こと神谷酒造さんは、沖縄県の本当の南部に位置する東風平(こちんだ)町にあります。県庁所在地&空港のある那覇市から車で1時間ほど南東に走ったところにあります。今回、沖縄へは初めてで、二泊三日で行ってきました。旅行会社の安いパックで行ったので、1日目が沖縄に夜着、3日目が午前中には発たなければならなかったので、二泊三日ではありますが、正味一日しかありませんでした。

 その旅の中で、嬉しいことがありました。当店からお酒や焼酎を買って頂いている(沖縄へ送っている)お客様・阪口様にお会いいたしました。阪口様は、日中は彼の経営されている沖縄の名物「さーたーあんだぎーの店カナ」でお仕事されています。そして夜は那覇の酒好きが集まるお店「南島酒房 黒うさぎ」でお仕事されています。到着したその日の夜に阪口様に連絡を取り、「黒うさぎ」でお会いしました。

 阪口様は鳥取のご出身で、旅行で沖縄に来られて、そのまま居ついてしまったそうです。どうやら沖縄病にかかってしまったそうで、その病を癒すには、住み着いてしまうしかないそうです(笑)。彼は職業柄もあって、ただの酒好きではなく、常に探求心を持って飲んでいるようでした。その彼のオススメの泡盛の一つがこの今回訪れた「南光」です。

 また、この日このお店でもうひとつビックリした嬉しい出来事がありました。「黒うさぎ」のカウンターで阪口様と楽しそうに飲んでいると、その隣のお客様が、私達の会話を聞いておられ、私に向かって「えぇっ!?阿波屋さんですか?」と声を掛けてきました。なんとその方も当店(酒の阿波屋)から、何度かネットで焼酎を買っていただいた事があった方だったのです。「世間は狭いですねぇ〜。」と、お互いに目と目を合わせて頷き合いました。本当にビックリ嬉しいことでした。また、面白いことにこの方も沖縄病にかかって、福岡在住&お仕事も・・・なのですが、沖縄にマンションを買って、家族で引っ越してきたそうです。ご自身はお仕事があるため、沖縄と福岡を行ったり来たりだそうです。「沖縄・・・恐るべし!」

 追伸:悔やまれることにデジカメを忘れて行きました(正確にはデジカメは持って行ったのですが、中身の記録媒体を入れ忘れていました)。そんため、久しぶりにインスタントカメラで撮りました。

 向かって左は、「南光」神谷酒造所の若き代表者・神谷雅樹さん(ちなみに右は私:阿波タカヒロ)。神谷さんは、とても気さくなやさしい方です。蔵の中をニコニコと案内してくれました。

 また、彼はひじょうに研究熱心で、これからの泡盛造りでいろいろな試みにチャレンジしています。今後の「南光」には大注目です!
 麹の育成器です。この三角の箱の中で麹(こうじ)が育てられます。

生育中の麹(黒麹)。泡盛は、全て黒麹です。 これはドラム(米を蒸す機械)です。

 タンクの中でモロミが造られます。 はぐって中を見せてもらいました。

昔ながらの貴重な和甕です。
(こんなに大きな和甕は、現在は作られていないそうです。)
和甕は、呼吸しています。量が減っていきます。

 ・・・お宝があります。☆ 中国甕です。ほとんどが、この甕で貯蔵されます。

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