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◆蔵元訪問記 「天心」溝上酒造◆

平成20年3月12日に福岡県北九州市八幡東区にある蔵元「天心」溝上酒造さんに行ってきました。
その時の様子を断片的ではありますが、アップいたしました。バーチャル蔵見をお楽しみ下さい。


 当店・酒の阿波屋は福岡県北九州市にあります。ここ北九州市には酒蔵が2つあります。そのうちの一つが今回の「天心(てんしん)」こと溝上酒造さんです。

 わずか300石(一升瓶換算で3万本/年)と極めて少量ではありますが、心のこもった素晴らしい酒造りをなさっております。

 目指すお酒は、、、「香りと味のまとまり・・・一体感。」だそうです。

≪溝上ブラザーズの酒造り≫
 溝上ブラザーズの酒造りの興味深い点の一つは、使用する酵母にあります。

 一般に、どこの酒蔵でも醸造協会から供給される酵母で酒を醸すのですが、溝上さんのところはちと違います。もちろんはじめは、醸造協会から酵母を供給してもらっておりました(現在も供給はしてもらってはおります)。

 酵母というものは激しく変異します。一つの仕込みの間にも酵母は、世代交代を繰り返し大きく変異します。そのため、同じ酵母を用いても出来上がった酒に差が生じます(全く同じように仕込んでも、タンクごとに違った酒質となります。)。

 そして、特に出来が良かったタンクの酵母を分離して保存します。また使用します。そのため天心の用いる酵母は、全国どこにも無い天心スペシャル酵母です。さらに、それら複数の天心スペシャル酵母を混ぜて使用することもあるそうです。混合比率は勘だそうです。(^v^)

≪溝上酒造の歴史≫
 創業は1844年。当地ではなく、隣の県の大分県中津市でした。現在の土地には、昭和6年に移転してこられたそうです。当時、ここは溝上酒造の出張所だったそうです。

 何故ここに移ってきたかというと、ここは酒造りに適した気候条件と、素晴らしい水があるからだそうです。ここに井戸を4本掘っています。やや軟水の水です。

 蔵を移転するにあたり、聞いて驚きました。ななな〜んと大分県にあった蔵の建物を解体して、その解体した材木を運んで組み立てたそうです。たいへんな作業だったと思います。

@蔵の玄関です。 @蔵の中、1階です。

 現在の蔵は鉄筋コンクリの3階建て。1階部分が仕込みタンクがあります。仕込み〜搾り〜の工程が行われます。  ヤブタ式の搾り機です。殆どをこの機械で搾ります。高級酒は袋吊の滴取りです。

 蔵の3階部分です。ここで洗米〜麹造り〜酒母仕込みまでの工程が行われます。  酒母タンクです。

 麹室(こうじむろ)です。

 これが、解体した蔵を百キロ以上の距離を移動して、復元したものです。歴史を感じさせます。  復元した蔵の内部です。ここは現在、冷蔵庫と倉庫として使われています。

 大型冷蔵庫が2台あります。この中できっちりとお酒がマイナス温度で保管されています。  4つある井戸の一つです。

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