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◆蔵元訪問記 久保酒蔵◆


2009年11月1日に大分県宇佐市にある焼酎の蔵元「久保」こと久保酒蔵さんに行ってきました。
その様子をアップしました。

 蔵元のある大分県宇佐市長洲は、江戸時代には港町としてたいへん栄えていた。その当時の古い町並みが現存しており、細い路地が網目状に走っており、様々な商家が軒を連ねている。造り酒屋も久保酒蔵をはじめとして、この地区に数件見受けられる。ここを歩くとレトロな時代にタイムスリップしたかのようだ。実際にこの地区から数キロ先には観光スポット「昭和の町」も存在する。実は久保酒蔵さんを訪問した後、少し足を延ばして「昭和の町」を観光した。

 久保酒蔵さんの歴史はたいへん古く、創業1789年。現当主は10代目・久保雅彦氏(40代前半)。実は久保雅彦さんとは少々縁があって、後で知ったのだが私の友人の友人でもある。久保酒蔵さんは昔は日本酒蔵だったそうだが、現在は焼酎100%に転換。生産数は少量だが原料は最高のものを用い手造りの高級焼酎を醸す蔵である。杜氏(製造責任者)に某有名蔵元での経験を持つ実力者・高築泰久氏を迎え、久保雅彦氏と二人で、製造機には寝ずの番をするなど我が子のように麦焼酎「久保」を醸す。

 高級麦焼酎「久保」としての歴史は、まだ数年と浅く年々進化を遂げている。どんどん美味しくなっている。これからの「久保」に目が離せない。

 事務所で今後の「久保」についての作戦会議?向かって右の白シャツは私:阿波タカヒロ。中のお顔が半分見えているのが蔵元:久保雅彦社長。左の黒ジャンバーが高築泰久氏。

高築さんはお顔はNGだそうです。
高築さんはまさしく職人でした。某有名蔵での焼酎製造を長年経験された後、もの造りが好きなためパン職人をなさっていたそうです。
 蔵元・久保雅彦社長に蔵の中を案内してもらいます。

 久保雅彦社長に説明を受けている我が子・浩子です。よく蔵元見学に連れて行っており、もう10蔵以上見ています。(説明を受けながらメモをとっています。我が子ながら勉強熱心です。)  これは、浩子のとっていたメモです。当時小学2年生ながら良く書けていると思います(親バカかな?)

 麹室の入り口です。もちろん完全手造りです。温度管理が重要なため密室になっています。(高築さんの横顔。これがギリギリのショット。)  麹室の内部。

 酒母(しゅぼ)タンクです。麹に水を入れて発酵させているタンクです。  タンクのビニールをはぐって見せてもらいました。

 酒母タンクの中のモロミを、櫂(かい)でかき混ぜております。  蒸留器です。成熟したモロミをこの中に入れて、煮ます。すると上のパイプに焼酎の原酒が昇っていきます。

 久保家の古い資料が出てきたと見せてもらいました。  現在の久保雅彦社長で10代目にあたります。

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