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◆田植えに行ってきました◆
幻の酒米「穀良都」
「山猿」・・・永山酒造

平成17年6月12日に山口県三隅町の永山酒造の契約田に
幻の酒米「穀良都」の田植えに行ってきました。


 我が家(当店)から車で約2時間走って、山口県三隅町にある永山酒造の契約田に到着。その日は数日前からの天気予報だと、入梅して雨の予報だったが、なんと晴れ時々曇りの絶好の田植え日和。やはり日頃の○○が良かったせいか・・・?

 田植えの参加人数は総勢20数名。私は一家3人で参加しました。

 田植えは貴重な経験なので、3歳の娘を連れて行ったが、カエルが怖いと言って、結局田んぼには入ってくれなかった。(>_<。。。
今回、私達が田植をした「穀良都(こくりょうみやこ)」とは・・・。

 明治二十二年、山口市小鯖の伊藤音市氏が、兵庫県から伝わった稲を品種改良させ生まれたのが「穀良都」。以来優秀な山口米として、昭和初期にまで西日本一帯や朝鮮半島で栽培され、昭和天皇即位の際には献穀米になった由緒ある品種だったが、新品種が次々登場し、また、稲穂が高く、栽培に手数が掛かるため戦後は次第に栽培されなくなり、幻の米となっていた。

 昭和初期に出版された酒造解説書『清酒製造精義』に、「穀良都」が酒米として「亀ノ尾」や「山田穂」(「山田錦」の一代前)と同等に優秀な酒造好適米と評価されていた。

 今年度、この「穀良都」を作付けしたのは、なんと、この永山酒造の契約田だけだそうだ。ここ数年焼酎ブームで日本酒需要低迷のためもあってか、寂しいこと。今後もなんとか、この永山酒造の契約田だけは継続していきたいものだ。


 「穀良都」の田んぼをバックに我が家の3ショット!  田植え参加者全員で記念撮影!
永山酒造の永山社長ご自身とお子様2人も参加され、せっせと田植えされていました。

 麦藁帽子に水色のTシャツが私(阿波タカヒロ)です。腰が痛くなって、背筋を伸ばしているようです。  水がたくさん張られていたので、足をとられて何度も倒れそうになりました。

 我が娘:浩子。さりげなくピース!  田んぼの中には、おたまじゃくしや水生昆虫がたくさんいました。約1時間の田植えでした。自然にかえったようで、とってもここちよい疲れでした。その後この田んぼのあぜに御座をしいて皆でお弁当を食べました。あ〜美味しかった!(^v^)


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