■原料米:誉富士(静岡県産)
■精米歩合:45%
■日本酒度:+3
■酸度:1.4
■アルコール分:16%
≪蔵元寸評≫
静岡県産米「誉富士」を45%精米し、「生元(きもと)造り」にて純米大吟醸を仕込みました。キレの中に木元造り独特のコク味を感じるお酒です。
まだ若干の渋味もありますが、そちらもお楽しみください。
≪飲んだ感想≫
まずは、やはり大吟醸ということなので、冷やして一献。
大吟醸に多くあるいわゆるフルーティーな吟醸香は殆ど感じられない。白隠正宗ならではの落ち着いた雰囲気だ。
そして、常温とお燗で。軽快で滑らかな口当たり。程良いコク味。今はまだ若干固い印象だが、暫くすると間違えなく角が取れて、シルクの様な舌触りに成長する筈だ。含んだ時のふくらみと広がりがあるが、キレも抜群に良い。
※お燗も似合う稀少な大吟醸がコレだ! |
■原料米:誉富士(静岡県産)
■精米歩合:60%
■日本酒度:+6
■酸度:1.4
■アルコール分:15.5%
地元静岡の優れた酒米「誉富士」を用いて仕込まれた純米酒。
一口で満足してしまうお酒ではなく、一升付き合える白隠正宗のスタイルにピッタリと完成した純米酒。
生元(きもと)造りは、現存する日本酒の製法の中で最も伝統的なもの。日本酒は、モロミを仕込む前に、まず「元(もと)」と呼ばれる酒母で酵母を培養します。その際にどうしても空気中から雑菌や野生酵母が混入するため、それらを駆逐する目的で、速醸仕込み(現代の一般的な仕込み方法)では乳酸を加えます。この時あらかじめ別に作っておいた乳酸を加えるのではなく、もともとその蔵や自然に生息している天然の乳酸菌を取り込んで、それが生成する乳酸で雑菌や野生酵母を死滅させるのが、生元系の酒母の造り方の基本です。こうして出来たお酒は、「おし味」といわれる生元独特の味わいがあり、常温〜上燗で旨さを発揮します。
≪飲んだ感想≫
口当たりは本当にまろやかで、生元の「おし味」、程良い旨味と程良い酸味が感じられます。素朴なおいしさ、そしてふくらみ。常温〜お燗。やはり特にお燗が素晴らしい。
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白隠正宗の4種類の「きもと」をブレンド
生一本(きいっぽん)では出せない複雑で深みのある味わい。
■アルコール分:15.5%
≪下記のきもとをブレンドしております≫
■きもと純米酒誉富士
→使用米:誉富士、精米歩合:65%
■愛国純米酒きもと造り
→使用米:愛国、精米歩合:70%
■純米吟醸きもと雄町
→使用米:雄町、精米歩合:50%
■純米大吟醸きもと誉富士
→使用米:誉富士、精米歩合:45%
このお酒は冷酒としてではなく、常温またはお燗酒として抜群に美味しく召し上がる事が出来ます。
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■ 白隠正宗・純米大吟醸
■ 720ml・・・4,320円 1800ml・・・8,640円(8%税込)
■ 数量限定品
■ 在庫:無し |
■原料米:山田錦(兵庫県産)
■精米歩合:40%
■酵母:静岡酵母NEW-5 and 協会11号
■日本酒度:+3
■酸度:1.2
■アルコール分:17.5%
質実剛健なしっかりとした酒造りで酒通からの評価の高い「白隠正宗」の貴重な純米大吟醸です。
一般に、この大吟醸クラスのお酒は冷やして冷酒で飲むのをオススメしますが、この白隠正宗は例外で、冷酒〜常温〜お燗酒まで全ての温度帯で輝きを魅せます。
さらに長期の熟成にも耐え得るパワーのある凄い純米大吟醸です。 |
■ 白隠正宗・純米酒きもと誉富士ひやおろし
■ 720ml・・・1,512円 1800ml・・・3,024円(8%税込)
■ 数量限定品
■ 在庫:無し |
≪ラベルについて≫
沼津市の目の前に広がる世界一深い海・駿河湾には世界一多種の海藻が生息しています。この「ひやおろし」のラベルは海藻アートの地元アーティスト・橋本光央氏の海藻を描いた作品です。 |
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■原料米:誉富士
■精米歩合:65%
■アルコール分:17%
リニューアルされました。古典的な製法「山廃(やまはい)仕込み」から同じく古典的な「こもと」になりました。
一般的な製法である速醸元(そくじょうもと)と比較すると倍近くの日数を要します。
≪蔵元寸評≫
今年も海藻ラベルです!!!味はふっくらしながら軽快です。
≪飲んだ感想≫
とにかくまろやかで、柔らかい。豊かな粘性があるような舌ざわりです。白隠正宗ならではの角のとれた口当たりです。
飲用温度は、冷やして〜常温〜お燗まで、全てにおいてGOOD! |
≪神奈川県の徳永様のご感想≫
山廃らしい酸味のある香りだが発酵感はあまりない。むしろ甘みを含んだ柔らかい感覚だ。口に含むと、ガッチリとしたアルコール、酸味旨みを柔らかく包んだような舌触りがまさに”なめらか”。そのまますっと喉を通った後に、旨みとかアルコールなのだろうか意外にしっかりとした、ちょっと複雑な後口が余韻を残していく。白隠正宗は一晩中飲んでも飽きの来ないのみ口とのことだが納得、当りは柔らかいが、なかなか奥が深いそんなところが所以なのかもしれない。今晩ちょっと試してみるか…(結局途中でダウンとなりましたが、堪能しました。)
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■原料米:誉富士(静岡県産)
■精米歩合:60%
■酵母:静岡酵母NEW-5
■アルコール分:15%
≪蔵元寸評≫
夏野菜を使用したお料理と相性が良いです。通常の誉富士純米酒よりもさっぱりドライに仕上げています。
≪飲み方≫
冷やして飲むのがオススメです。 |
≪飲んだ感想≫
なめらかな、やさしい口当たり。辛口でスイスイ入って喉ごしは抜群に良い。
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≪神奈川県の徳永様のご感想≫
舌の上を流れる滑らかさはさすが白隠正宗だが、微かながら、すっきりした酸とアルコールの香り、軽くさらりとした飲み心地とちょっとぴりりとするアルコール、強くはないがはっきりとした酸など、いつもとはちょっと違う、まさに辛口。と思わせながら、後にしっかりとした旨みを残していく所は、”一晩中飲んでも飽きの来ないのみ口”の白隠正宗ならでは。
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グルコアミラーゼが強い種麹(白夜)
VS
アルコール耐性酵母(協会11号)
常温で楽しむ日本酒のナンバーワンだと確信した1本!
≪すごい!試験醸造酒です!≫
近年のトレンドであるグルコアミラーゼが強い種麹を使用しグルコースを多く出す麹を作り、アルコール耐性のある協会11号を使用したモロミをたてました。
甘さが残るのか?酵母が食い切ってアルコールをその分出すのか?
おそらくどの蔵もやったことのない仕込みだと思います。
通常の酒造りと比較するために種麹だけを変えて設計や経過を通常のモロミと同じにしました。
結果はアルコールを出して辛く仕上がりました。 |
■原料米:誉富士(静岡県産)
■精米歩合:60%
■日本酒度:+8
■酸度:1.4
■アルコール分:15%
他の蔵元と一線を画す、妥協を許さない「白隠正宗」からの、凄い試験醸造酒です!チャレンジングスピリッツから生まれた一本です!
≪飲んだ感想≫
この日本酒度プラス8だと通常は、大辛口酒の仕上がり。
香りは穏やか。落ち着いた上質な日本酒を想わせる決してフルーティーではない円熟した雰囲気。
サラッと、またはピリッとくるかと予想して口に含むと、意外や意外シルクの様な舌触りで滑らかに舌の上を滑って行く。やや粘性のあるコクを感じさせる。そしてとにかくアタックがまろやか。これは、他の蔵では真似できない白隠正宗の特徴・持ち味。大辛口の設計だが、どことなく洋ナシの様な甘さが感じられて心地良い。
常温で、とにかく旨い!「滑らかな辛口」という不思議な立ち位置にある日本酒。オススメ温度帯は常温、または常温〜熱燗まで。
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【神奈川県の徳永様のご感想】
開封と同時にきりりと立つ酸の香り、ふっと思った、これはまさに日本刀。冷で飲めば、香りのとおりの切れ味の酸、ところが口当たりは「白隠正宗」の滑らかさ、なにか薄い皮衣をまとったように柔らかさの下にしっかりとした力を感じさせる、日本刀の切れ味と刀身の厚み深み。それではと燗にすると内に秘めていた力を一気に解放したかのように、滑らかさが旨みを伴ってふわっとふくらみ、それに乗って酸までも軽やかに華やかに口の中に広がる。これほどの切れ味の良い豊かな酸を上手に手なずける「わざ」、に心地よく酔わせていただいています。
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オリ(にごり成分)が少し底にたまっています。ボトルを振るとかすみ酒程度のにごり酒の様になります。 |
■原料米:誉富士(静岡県産)
■精米歩合:60%
■酵母:静岡540-8/静岡酵母NEW-5
■アルコール分:15%
≪蔵元寸評≫
静岡県工業技術センターにて新酵母の開発中に多酸で醗酵力の弱い酵母が出ました。瓶内二次発酵をさせる酒の一次発酵に向いているのではないかと考え、試験醸造することとなりました。
≪製法≫
静岡の新しい酵母540-8を用いてモロミを造り、静岡NEW-5で造った四段を打ちました。上槽後瓶詰めをし、二次発酵させており、完成までに約8カ月かかっております。やさしい酸の効いた微炭酸のお酒です。
≪飲み方≫
ボトルクーラー等で冷やして頂き、ワイングラスでお楽しみください。加熱していない生の状態ですので、なるべく開封後は飲み切りでお願いいたします。 |
≪飲んだ感想≫
活きの良いジュジュジューーーッ!というガス感が心地よいです。ガスが強すぎて噴き出すほどではありません。ガスの刺激とチャーミングな酸味とやさしいほのかな甘さがあります。スパークリングワイン感覚で楽しめる不思議な美味しいお酒です。よく冷やしてお召し上がりください。 |
■原料米:誉富士、あいちのかおり(静岡県産)
■精米歩合:60%、65%
■日本酒度:+5
■酸度:1.6
■アルコール分:15.5%
生元(きもと)造りは、現存する日本酒の製法の中で最も伝統的なもの。日本酒は、モロミを仕込む前に、まず「元(もと)」と呼ばれる酒母で酵母を培養します。その際にどうしても空気中から雑菌や野生酵母が混入するため、それらを駆逐する目的で、速醸仕込み(現代の一般的な仕込み方法)では乳酸を加えます。この時あらかじめ別に作っておいた乳酸を加えるのではなく、もともとその蔵や自然に生息している天然の乳酸菌を取り込んで、それが生成する乳酸で雑菌や野生酵母を死滅させるのが、生元系の酒母の造り方の基本です。
こうして出来たお酒は、「おし味」といわれる生元独特の味わいがあり、常温〜上燗で旨さを発揮します。
≪飲んだ感想≫
生元の「おし味」、程良い旨味と程良い酸味が感じられます。素朴なおいしさ、そしてふくらみ。常温〜お燗。やはり特にお燗が素晴らしい。端麗辛口な「白隠正宗」の中では幅のある豊かな味わいが感じられる1本です。 |
■原料米:山田錦(静岡県産)
■精米歩合:65%
■日本酒度:+3
■酸度:1.3
■アルコール分:17%
「白隠正宗」のにごり酒です。オリ(にごり部分)は、さほど多くはありません。高級酒米「山田錦」でしっかりと醸造された本格派辛口にごり酒です。
≪飲んだ感想≫
「白隠正宗」の味筋に沿った端麗辛口のスッキリとした出来映えです。よくある甘口のこってりとしたにごり酒とは一線を画す。 |
ラベルは、「白隠正宗」社長兼杜氏の高嶋一孝氏の義理の妹である高嶋育恵さん作。 |
■原料米:誉富士(静岡県産)
■精米歩合:60%
■日本酒度:+3
■酸度:1.2
■アルコール分:15.5%
≪蔵元寸評≫
夏の思い出を造るツールをコンセプトに、軽快な呑み口の純米酒です。
冷蔵庫等で冷やした温度から55℃くらいの燗酒までお楽しみいただけます。
夏らしく海をテーマに今話題の富士山から駿河湾を、あのクリスチ○ン・ラッセンのオマージュで画きました!!!画の中にはウォ○ーリーをさがせのように、高嶋一孝氏が隠れています。
注)名前はスパークルですが、発泡のお酒ではありません。弾けるようにお飲み下さい。
@Spakle(スパークル)の意味
・火花を発する ・輝く ・きらめく ・活気がある ・異彩を放つ
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■原料米:誉富士
■精米歩合:60%
■日本酒度:+2
■酸度:1.3
■アルコール分:17%
≪蔵元寸評≫
今年度は、地元の優れた酒米「誉富士」での新米新酒です。誉富士の特徴である爽やかさの中にも米の旨味を感じるお酒です。
≪飲んだ感想≫
爽やかフレッシュな口当たり。そして白隠正宗ならではの、まろやかさと柔らかさも兼ね備えている。スイスイ飲めるけど味がある・・・本当に良く出来た正統派の搾りたて新酒です。 |
≪大分県のT.F様のご感想≫
結論!「まず、飲んで見てください」。「起承転結の結」を最初に持ってきた。理由は、書き進むにつれて長くなった結果、読まれる方が疲れると思ったからです。
この後の文章は飛ばして頂いても結構かと。
私はこのお蔵様のお酒は頂いてこなかった。理由は自分なりのイメージとは違う。合わないかも?なのだが、今回は阿波屋さんのおすすめもあり、そのイメージを払拭しようと決めた!お酒は頂いてみないとわからない。
開栓と同時に香りを放つ正宗様。既に心は緊張というか「ざわついている」が、グラスへと、ビールを人様にお注ぎするように正しいルールで。
「ん?」。アロマとブーケの段階で私は「フリーズ」してしまった。
同時に「君はなぜ私と出会おうとしなかったのか?」と、酒神の声も。
ストレートなお酒だ。
米香があり、優しいアルコール感もあり、シャープな吟醸クラスのぶどう・もも・リンゴ系。その香りからは「伝統と伝承」というwordが私の心に焼き付いて離れない。
では、神聖なる一口を。「深くとろっとしている」が第一印象。アルコール感は目立つものの、喉で感じる味や、鼻から抜けていく香り、口の中に残る味。その全てにバランスが保たれ、「立体的にお酒を感じる」が印象であり、それは「初めての感覚」だ。味は、ほのかに甘く、ハッカ+白ブドウの味。
勿論「地酒」なので、気候風土を含めた総合的な環境を視野に入れながら考えないといけないと思う。
ある酵母の味にも似ている。しかし、これは「静岡酵母NEW-5」である。「有機酸が少なく、吟醸香高い」(静岡県酒造組合のHPより抜粋)。親は静岡酵母であり、昭和51年の全国新酒鑑評会で、21蔵出品、17蔵が入賞し、全国的に知名度が高まったとのこと(出典は同上)。
あるお酒の従前の味によく似ている部分もあるが、その名前は出せない。
ん〜、今日も感想が長い。慎重かつ純粋な心でお酒と対話しているので、ついそうなるが・・・。
既に「お酒の花」が咲いている状態ですが、経日変化や料理とどう会うか、今後確認してみたいと思う。 |
■ 白隠正宗・愛国純米酒きもと
■ 1800ml・・・2,808円(8%税込)
■ 数量限定品(1200本限定)
■ 在庫:無し(完売) |
★超辛口なのに、このジューシーさとなめらかさはいったい!
@酒米「愛国」の誕生について・・・
「神力」「亀ノ尾」とともに水稲3大品種とうたわれた「愛国」。
「愛国」の誕生は宮城県館矢間村の蚕種家本多三学が明治22年に静岡県青市村(現在の南伊豆町)の同行者から取り寄せた種子を、篤農家・窪田長八郎が試作したことからはじまった。 |
■原料米:愛国(静岡県南伊豆町産)
■精米歩合:70%
■日本酒度:+13
■酸度:1.4
■アルコール分:15%
≪蔵元寸評≫
今期で、愛国米での酒造りも3期目になります。米の出来が非常に良く、良い酒造りとなりました。今回は米の生産者である中村氏(南伊豆町在住)が「きもと好き」ということから、きもと造りに!
日本酒度+13で酸度1.4なので、超辛口なのに柔らかいです。
≪飲んだ感想≫
この日本酒度だと通常は、キレのあるハードな超辛口なのだが、ビックリ仰天!そんな男酒の予想とは180度違って、やさしくソフトで、おまけにキュートな酸味。柑橘系のジュースの様な不思議な美味しさも感じられる。白隠正宗特有の酒質自体がシルクの様に柔らかく、オイリーに口中に流れてくる。そしてこのジューシーな酸味。女性にも喜んでもらえる不思議なお酒。美味しい!(^O^)/ |
桜の花びらをモチーフにした素敵なラベルです。
■原料米:誉富士(静岡県産)
■精米歩合:60%
■酵母:河津桜酵母(KA2541)
■アルコール分:11%
≪蔵元寸評≫
静岡県工業技術センターにて開発中の花酵母「河津桜酵母」にて試験醸造を行いました。今回は甘さにアクセントを加えるため、留麹に白麹を使用しております。
≪飲み方≫
冷やしてから大ぶりのブルゴーニュグラス(ワイングラス)で飲むのがオススメです。 |
≪飲んだ感想≫
チャーミングな酸味とやさしいほのかな甘さがあります。アルコール度数が低く、とっても飲み易い。白ワイン感覚で楽しめる不思議な美味しいお酒です。冷やしてお召し上がりください。 |
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