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「オガタマ酒造」



極上の古式甕仕込みの芋焼酎は、けっして時代に流されない。

 オガタマ酒造の諏訪支配人が、わざわざ当店までいらしてくれました。(遠いところを、ありがとうございました。)
上の写真は以前に、蔵を訪れたときのものです。
オガタマ酒造さんへ蔵元訪問記
上の写真は、右がオガタマ酒造の諏訪支配人。左が私(阿波孝浩)−−当店にて−−
 
オガタマ酒造株式会社 鹿児島県さつま川内市

 オガタマ酒造は、実はあの「さつま五代」で有名な焼酎メーカー山元酒造の子会社で,こだわった手造り焼酎を造りたいとの思いから生まれた蔵である。とてもレトロチックな古びた煉瓦づくりの壁からなる蔵で、中にある甕貯蔵庫もとても趣きある造りである。この恵まれた環境から優れた焼酎が産まれる。



オガタマ酒造の焼酎一覧

「ボイトラ(BOYS BE TRAD)」
甕壺仕込み芋焼酎

720ml/1,650円
1.8L/3,300円
(10%税込)

鉄幹黒
芋焼酎

1.8L/2,510円
(10%税込)

さつまげんち
芋焼酎

720ml(箱入り)/1,870円
1.8L/3,520円
(10%税込)

蛮酒の杯
甕壺貯蔵芋焼酎古酒

720ml(箱入り)/2,233円
1.8L(箱入り)/4,675円
1.8L(箱無し)/4,488円
(10%税込)


「ボイトラ(BOYS BE TRAD)」・甕壺仕込み芋焼酎
720ml/1,650円 1800ml/3,300円(10%税込)
数量限定品
在庫:無し(品切れ中)

■蔵元:オガタマ酒造(鹿児島県)
■原料芋:コガネセンガン、紅はるか(鹿児島県産)
■麹:黒麹、黄麹
■仕込み方法:甕仕込み
■貯蔵年数:ホーロータンクにて4年
■アルコール25%

創業以来、温故知新をコンセプトに守り続けてきた甕壺仕込み、木桶蒸留機で醸したベースとなるコガネセンガンの原酒と黒麹、甕壺仕込みの酒母に黄麹と紅はるかを共に二次仕込みとして加える追い麹という通常では行わない手法で出来た原酒を交えました。コガネセンガンの甘くふっくらした香りに調和のとれた華やかな紅はるかの香りがプラスされ、黄麹の持つ繊細さ、黒麹のコクとキレ、ふわっと甘い余韻の残る酒質になりました。

飲み方としましては、ロックまたはほんの少しの割り水が◎。炭酸割り、お湯割りでも○

720ml(1650円(税込)



1800ml(3,300円(税込)


           



鉄幹(てっかん)「黒」・手造り古式甕仕込み芋焼酎
1800ml/2,510円(10%税込)
在庫:有り

★★★本流「甕仕込み」の黒麹使用芋焼酎★★★


■蔵元:オガタマ酒造(鹿児島県)
■原料芋:コガネセンガン(鹿児島県産)
■麹:黒麹
■仕込み方法:甕仕込み
■アルコール25%

【飲んだ感想】
ラベルは、ご覧のとおり、通常の「鉄幹」にただ「黒」と入っただけです。ひじょうにシンプルにまとめてきましたが、一見そっけないようですが、「黒麹」の主張がストレートに伝わきます。さて、封を切ってまず、鼻を近づけてみます。なんともみずみずしいビターな「黒麹」の香りが立ってきます。まずはストレートで。・・・ん。凛とした黒麹のキビキビとした味わいに、オガタマ本流の「かめ仕込」からくるまろやかで深く複雑な何とも言えない豊な味わいが感じられます。「これ、絶品だー!」@久々の感動です。次にロックで・・・キレが最高です。はじめは旨口と感じましたが、スパッ!とキレます。そして、クイクイすすみます。ビターなこうばしさ&スモーキーなこげ味がたまりません。最後にお湯割りで・・・再びまろやかさを感じます。ほのかに甘味も覗いてきます。

これぞ、待っていた本流の黒麹です。甘味、キレ、深さ、香り。どれをとっても五つ星です。頑固なスタイルが身上のオガタマ酒造さんですが、この「黒鉄幹」は、通にも初心者にも喜んでいただける事間違え無しです。


1800ml(2,510円(税込)


           



さつまげんち・手造り古式甕仕込み芋焼酎
720ml(箱入り)/1,870円 1800ml/3,520円(10%税込)
数量限定品(年間1,000本程度)
在庫:有り
幻の“げんち芋”使用。


 “げんち芋”は、昭和30年頃までは鹿児島で主流の芋だったが、現在主流である“コガネセンガン”に比べると収穫量がその6割にも満たないために、今では殆ど消えてしまった。
 その“げんち芋”を、オガタマ酒造の自社畑と信頼の置けるわずか1軒の契約農家のみで栽培している。“コガネセンガン”など多くの焼酎原料用芋が白色の皮をしているのに対し、“げんち芋”は赤色の皮をしており、肉質も堅い。


■蔵元:オガタマ酒造(鹿児島県)
■原料芋:げんち芋(鹿児島県産)
■麹米:ヒノヒカリ
■麹:黒麹
■仕込み方法:甕仕込み
■アルコール25%

生産本数は極めて少ない。幻の“げんち芋”を復活させて、甕仕込みで造られた超こだわり焼酎。
「焼酎つう」を名乗る方にはぜひ一度は味わって欲しい焼酎です。最近流行りの飲み易い焼酎とは一味も二味も違いますよ。

【飲んだ感想】
蒸し「栗」を思わせる上質な甘い香り。黒麹を使用しているせいか、やや焦げたようなビターな風味も感じられる。後口はドライでキレる。ロック、ストレート、お湯割り、全てVERY GOOD!

720ml(1870円(税込)



1800ml(3,520円(税込)


           

≪岐阜県 木村様のご感想 Part2≫
「げんち」購入は初めてじゃないですからね〜 もう最初っから楽しみで仕方がなかったです。
それに叔父にこれを味わって貰いたかったから尚更でした。
結果は・・◎でしたよ。
芋焼酎の味にはうるさい叔父も「げんち」は以前にも口にした事があるので解っていたようですが、「やっぱり旨い!」の一言でした。

「うえぞの」は私も叔父も初です。 げんちに比べ、かなり甘めですね。
個人的にはもう少し控えめの甘さがいいのですが、慣れるとこれはこれでいけます。
なんて言うと嫌いな芋焼酎なんてないって言ってるようなもんですねf^_^
;
2本の評価
結果は「げんち」に軍配があがりました。
どちらもその時の食材や雰囲気で選択は代えてもいいものだと私は思っていますから、良い悪いなんてないですけどね。

こんな話を(メール)をしてると朝から飲みたくなっちゃいますねf^_^; 仕事しろよって言われますが・・

岐阜は今晴天、蒸し暑さがいよいよって感じです。真夏の岐阜は湿度温度とも日本じゃTOPクラスですからねー
芋焼酎をロックで。
その時の食材は旨い刺身と旨い煮物がいいっすね。今年の夏も美味しく酒を飲みながら過ごせたらいいものです。

ながながと失礼しました。それでは父の日の「げんち」楽しみにしております。


≪岐阜県 木村様のご感想≫
 ありがとうございました!色々な味わい方を皆でしてみました。冷やしてストレート、ロック、水割り、お湯割を皆で楽しみました。

どの呑み方も良い印象があります、皆同じ意見でしたね。思ったより優しく、でもしっかり芋、呑みやすく、ついつい行きすぎるね〜という皆の感想です。割と甘めかなぁと言う意見も多かったです。評判はかなり☆☆☆でした!

私は以前居酒屋でいただいたのと同じかなと思うのですが、いただく場所や仲間が違えば、また味も風味も違うものですね〜
よりおいしくいただけました。個人的にはお湯割りが一番合ってる様に感じます。食事と共にいただくと、食が進んでかなりヤバイですね。行った場所が野沢温泉でしたので・・野沢菜をつまみながら、ぐいぐいっと。たまらなく良い夜を過ごせました!本当にありがとうございます。

ちなみにツアーは・・ニュースで見られましたでしょうか?なんせとてつもない大雪&風で台風みたい昼はリフトが止まる、レストランに逃げ込めば出られなくなるわ、ホントに嵐でしたf^_^;  でも新雪で割った「げんち」これもいけましたよ!雪国ならでは・・ですね

支離滅裂な感想ですいません。それではまた、よろしくお願い致します。

≪滋賀県 「彩食健美 囲」店主・焼酎アドバイザー木田 吉明様のご感想≫
 「さつまげんち」も非常に評判が良いですね。この焼酎はやわらかい口当たりがして味わいもあるという、高くて日本人に人気のあるお酒(焼酎に限らず)の特徴を抑えてあるように思えます。つまり初心者から玄人までウケがいいお酒だと思います。限定とのことですが、安定して飲めることを願いたいものです。


蛮酒の杯(ばんしゅのはい)・甕壷貯蔵芋焼酎古酒
720ml(箱入り)/2,233円 1800ml(箱入り)/4,675円 1800ml(箱無し)/4,488円(10%税込)
数量限定品
在庫:有り

★★★甕貯蔵の極み★★★

■蔵元:オガタマ酒造(鹿児島県)
■原料芋:げんち芋(鹿児島県産)
■麹米:ヒノヒカリ
■麹:黒麹
■仕込み方法:甕仕込み
■アルコール25%

「鉄幹」の原酒を選りすぐり、出来の良かったものをさらに5年間甕貯蔵。非常にまろやかで、落ち着いた風味。焼酎通にはたまらない一本。

【飲んだ感想】
熟成により、「鉄幹」とは全く別のものに生まれ変わったかのような印象。芋の華やかな香りは落ち着き、なんとも言えない熟香が包み込んでくる。

当店で行ったイベント「焼酎の会」では、人気投票第一位でした。いろんなプレミアが付いた焼酎などあるが、是非一度、この「蛮酒の杯」を飲んでもらいたい。

この「蛮酒の杯」が幻のブランドにならないことを願うばかりです。


720ml(箱入り)(2,233円(税込)



1800ml(箱入り)(4,675円(税込)



1800ml(箱無し)(4,488円(税込)


           


「鉄幹」の仕込み甕


「蛮酒の杯」の甕貯蔵庫


 「蛮酒の杯」が眠っている甕。約5年間ゆっくりと熟成の時を待つ。瓶詰めの段階で複数の甕のブレンドはいっさい行わない。したがってその時々で、風味が微妙に違うことがある。それもまたおもしろい。

 甕の栓を抜いて、香りを嗅がせてもらった。それぞれの甕で熟成の進み具合の違いからか、かなり異なる香りを感じた。とは言っても、どの甕もなんともいえぬ、良い香りだった。



















鉄幹(てっかん)・手造り古式甕仕込み芋焼酎
1800ml/2,510円(10%税込)
在庫:無し

これぞ「甕仕込み」の本流の芋焼酎。


■蔵元:オガタマ酒造(鹿児島県)
■原料芋:コガネセンガン(鹿児島県産)
■麹:白麹
■仕込み方法:甕仕込み
■アルコール25%

原料の芋は全て信用のおける契約農家から買い付ける。甕仕込みの、やさしくまろやかな味わい。

【飲んだ感想】
いろいろな蔵元が「甕仕込み」で焼酎を造っているが、この「鉄幹」ほど、素朴なおいしさを持つ焼酎は少ないと思う。どことなくホッとする。

芋の香り、味がしっかりしたものが好きな人におすすめ。現代風の飲みやすい芋焼酎とは、ちと違いますよ。・・・この「鉄幹」こそが、オガタマ酒造の基本の味・スタイルです。


1800ml(2,510円(税込)


           




 おかがいも・手造り古式甕仕込み芋焼酎  
  1800ml・・・2,487円(8%税込)
 数量限定品(年間5,000本限定)
■ 在庫: 1800ml無し

“おかがいも” とは?
 “おかがいも”とは鹿児島の方言で“丘畑のいも”の意味です。丘畑で出来た芋は、水はけの良い土地と陽光をたくさん浴びることから、甘味のあるおいしい焼酎の原料になります。しかし、丘畑は農作物を荒らすイノシシなどの天敵の被害が多く発生します。今回、オガタマ酒造の諏訪支配人は地元の農家と相談し、畑の周りに高圧線をひくなどイノシシ対策をしました。
■アルコール分:25%

 上記の通り原料の芋にとことんこだわり、また実は同じく原料の米も最高のものを使っている。それはなんと、あの大吟醸酒など最高級日本酒の原料として知られる「山田錦」である。その「山田錦」も自社栽培の無農薬栽培だそうである。「とにかく、たいへんだったそうです」


 これらの原料をオガタマ酒造伝統の甕仕込み、常圧蒸留で出来あがったのが、この「おかがいも」です。

【飲んだ感想】
 上記の「鉄幹」と飲み比べしました。完熟した芋からくる甘味が感じられ、なんとも「おいしい!」重さは、「鉄幹」に比べてやや軽め。しかし、けっしてあっさりではなく、しっかりと旨味の詰まった風味は、さすがだ。


「酔楊貴妃」の樽貯蔵庫

 整然と積まれている「樽」のなかに「酔楊貴妃」となる焼酎の原酒が貯蔵されている。使われている樽は約640リットルで、フランスなどから輸入したもの。実は,この樽は使用樽で、ここで使われる前は、ワインやシェリーを貯蔵していた。そのため、それらの芳しい風味が焼酎に溶け込む。
樽の中の原酒

 これは偶然、樽から原酒がもれていたため、タンクに移していたもの。このように原酒のままでは,色が濃すぎて焼酎として商品化できない(お酒の法律上)ため、色を薄くし、さらにブレンドして瓶詰めする。

 この濃い色の原酒を少し飲ませてもらった。その香りと味は素晴らしく、高級ウイスキーに勝るとも劣らない最高のできだった。(このまま瓶詰め・製品化されたらいいのになぁ。)


◆オガタマ酒造蔵元訪問記へ